性感染症の「予防内服(Doxy-PEP)」という選択肢があります。診察・検査のうえ、泌尿器科専門医が適応を判断します。
時間が経つほど効果は下がるとされています。心当たりがある場合は、72時間以内にご相談ください。
Doxy-PEP(ドキシ-ペップ)は、性交後に抗菌薬を1回内服することで、梅毒・クラミジアなどの細菌性の性感染症にかかるリスクを下げる予防法です。海外の研究でリスク低下が報告され、日本でも希望される方が増えています。当院では、日本の専門家がまとめた手引き(2024年11月・第1版)に沿って対応しています。
性交後、できるだけ早く(遅くとも72時間以内)に、所定の抗菌薬を1回内服します。
梅毒・クラミジアのリスクを大きく下げることが報告されています。淋菌については国内で薬剤耐性が問題となっており、効果は限定的です。
すでに感染している場合は治療が優先されます。そのため内服の前にクラミジア・淋菌・梅毒の検査が必須です。
抗菌薬を繰り返し使うことによる耐性菌の課題があるため、1度の受診で5回分までとさせていただいています。
内服を続けている間は、3〜6か月ごとの検査をおすすめしています。
用いる抗菌薬は国内で承認されているお薬で、国内の正規流通品を使用しています。ただし「予防」を目的とした使い方は適応外使用にあたります。
Doxy-PEPで予防が期待できるのは、梅毒・クラミジアなどの一部の細菌性の感染症です。次のような感染症は予防できません。ワクチンやコンドームの併用、定期的な検査が大切です。
当院では、検査の結果や生活状況に合わせて、ワクチンや今後の検査計画についてもご相談いただけます。
予防内服(Doxy-PEP)で用いる抗菌薬には、主に次のような副作用の可能性があります。診察時に医師より詳しくご説明します。
予防内服に用いる抗菌薬は、国内で承認されているお薬です。ただし承認されているのは感染症の「治療」に対してであり、このように「予防」を目的として使う場合は、国が承認した範囲外の使い方(適応外使用)にあたります。
鉄剤・カルシウムなどを含むお薬やサプリメントとは、内服の間隔をあける必要があります。妊娠中の方には原則使用できません。持病や服用中のお薬がある方は、必ず診察時にお伝えください。当院では、適応を医師が判断のうえで処方します。
「症状はないけれど、一度きちんと調べておきたい」という方の検査も行っています。検査の種類・料金・受診の流れは、性感染症検査の専用ページでご案内しています。
性感染症検査のページを見る >Web(24時間受付)またはお電話でご予約ください。性交渉から72時間以内が目安です。ご予約時に詳しい理由をお伝えいただく必要はありません。
心配な性交渉の状況やご希望をうかがい、効果・副作用・注意点をご説明します。そのうえで医師が適応を判断します。
クラミジア・淋菌・梅毒の検査を行います。採尿・咽頭うがい・採血で行い、時間はかかりません。
ご同意をいただいたうえで、その日にお薬をお渡しします(院内処方)。薬局に行く必要はありません。
検査結果は後日のご案内です。陽性であれば治療を優先します。内服を続けている間は3〜6か月ごとの検査をおすすめしています。
できるだけ早く、遅くとも72時間以内が目安です。時間が経つほど効果は下がるとされています。72時間を過ぎている場合でも、検査は可能ですのでご相談ください。
梅毒・クラミジアについては、リスクを大きく下げることが報告されています。淋菌は国内で薬剤耐性が問題となっており、効果は限定的です。感染を完全に防ぐものではありませんので、コンドームの使用など他の予防方法とあわせてお考えください。
いいえ。診察・検査のうえ、医師が適応を判断します。すべての方にお勧めする方法ではなく、ご希望どおりに処方できない場合があります。抗菌薬を繰り返し使うことによる耐性菌の問題があるためです。
はい、必須です。すでに感染している場合は、予防ではなく治療が優先されるためです。処方の前にクラミジア・淋菌・梅毒の検査を受けていただきます(検査セット9,800円・税込)。
1度の受診で5回分までです。耐性菌への配慮から、回数を限らせていただいています。
胃のむかつき・吐き気、下痢、日光による皮膚炎(光線過敏)、食道の刺激感などの可能性があります。コップ1杯程度の水で飲み、内服後しばらくは横にならないでください。気になる症状があれば内服を中止し、当院にご連絡ください。
鉄剤・カルシウムなどを含むお薬やサプリメントとは、内服の間隔をあける必要があります。妊娠中の方には原則使用できません。持病や服用中のお薬がある方は、必ず診察時にお伝えください。
予防を目的とした内服と、症状のない方の検査は自由診療(保険適用外)です。排尿時の痛みなど症状がある場合は、保険診療での治療が優先されます。
診察内容にも、受診されたこと自体にも医療機関としての守秘義務があります。院内処方のため、薬局でお薬を受け取る必要もありません。
性感染症の相談は、勇気がいるものです。しかし、心配なまま放置してしまうことが、いちばんご自身とパートナーのリスクになります。当院では、必要な検査を的確に行い、予防についても正確な情報をお伝えしたうえで、一人ひとりに合った対応をいたします。「これくらいで受診していいのかな」という段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | 休 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○※ | 休 |
| 午後 | 休 | ○ | ○ | ○ | ○ | 休 | 休 |
午前 9:00〜12:00(※土曜は9:00〜13:00)/午後 14:00〜17:00
予防内服は、早いほど選択肢が広がります。
「これくらいで受診していいのかな」という段階でも構いません。
まずは一度、泌尿器科専門医にご相談ください。
〒974-8212 福島県いわき市東田町2-15-8
TEL 0246-41-9802 / クリニック公式サイト
本ページに記載の予防内服(Doxy-PEP)および無症状での検査は自由診療(健康保険適用外)です。予防を目的とした抗菌薬の使用は適応外使用にあたります。